奈良・吉野で鮎料理 - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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奈良・吉野で鮎料理

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一昨日は両親と、奈良・吉野へ鮎を食べに行った。
父が、いきなり「吉野の鮎を食べよう」と言ったからである。

わたしと母は、ネットで調べて、温泉付きで鮎定食を出してくれるところを探し当てた。
小食なわたしたちにぴったりのプランだった。
何度も書くが、父はガンで、いつ体調が崩れるともわからない。
「こうしたい」と思ったときに、それをするのがいちばんなのだ。

そうして行った民宿だが、非常によかった。
なにしろ、貸切だったのである。
シーズンになれば、関東から来る人もいると、女将さんは言った。
その民宿のお風呂は、熱過ぎず、入っていると吉野川の渓流が見えた。
わたしたちは、のんびり湯に浸かり、その後鮎定食をいただいた。
父とわたしで、大瓶ビールを分けて、ぐっと飲むと、父は「あーー、うまい!!」と言った。
しみじみと、といった風情だった。

そして鮎は、塩焼きだったのだが、父は気がつくともう、バリバリ串刺しにしたのを噛みついていた。
わたしも、噛みついてみる。
どこから食べようかなと思ったが、やっぱり腹だろうと思い、腹からガツガツかじった。
美味しい!!
家でも鮎を焼くことがあるけれど、まったく違う!!
これは天然・炭火焼の鮎なのだ。

定食は量的には、わたしたち小食一家にはぴったりで、胃にもたれることもなかった。
ごちそうさまでした、と手を合わせると、今度は庭を見てみる。
庭からも、やはり吉野川の渓流と高い山々が見えて、山からは霧が立ち昇っていた。
みんなで写真を撮り合う。
わたしが、スマホで撮った両親の椅子にかけている写真が、とてもいいと父は言った。
人ごみの嫌いな父は、こころからくつろいでいるようだった。

行きも帰りも、特急電車はがら空きで、貸切状態だった。
家から駅までは車、そこからは電車でずっと座りっきりである。
今回のお出かけでは、ほとんど歩くことなく、歩くのがしんどい父にはよい行楽となった。
わたしも魂の洗濯になってよかった。
「今度も秘境に案内してや」と父から言われたが、サテ、どこにしよう?

今日は、父と母と二人で姫路城へ行くはずだったが、悪天候のため、明日に変更になった。
姫路城の案内をプリントアウトして、母に渡す。
「お父さん、最近急にあちこち出かけたいって言いだして、どうしてんやろ」
「さあ・・・、ずっとこもってたから外に出たくなったんちゃう?」
「外に出たいっていうことは、体調がいいってことやなあ?」
そんな話を母としながら、父がより楽しい人生を送ってくれることを願っている。
なにもかも、父次第。
父が「あっちへ行きたい」と言えば手配するし、「これが食べたい」と言えばまた手配するし。
しばらくはこんな感じでいいと思うのだ。
場合によっては、わたしはまた、猫と二人で留守番するのだ。

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