母の豹変 - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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母の豹変

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食べられない、体重が減っていくことに恐怖を覚えたわたしは、なんとかして食事量を増やすことにした。
まず、朝食にパンをつける!
それから、いつでも食べたいときに、なんでもいいから口に入れる、ことを始めることにした。

そのことを朝、母に言うと、母は「うん、そうしとき」と言った。
それから、急に機嫌がよくなった。
それはもう、気持ち悪いほどに。

昼、回転寿司に行ったときも、母は上機嫌だった。
わたしはなぜだか知らないけれど、昼ごはんは普通に食べられるのだ。
ただし、食べたあとで気持ち悪くなるのだが・・・。
でも、わたしがビールもつけて、普通に食べているのを見て、彼女はニコニコしていた。
食べたあとで、「気持ち悪いー」と言っても、「気持ち悪いだって、あはは」と笑っていた。
このまえは、「あれだけしか食べてないのにっ!」と怒ってたのに・・・。
どうも、よくわからない。
わたしが、「普通に食べるように頑張る」と宣言したのが、よかったのか?

夕食のときもそうだった。
夕食はわたしは事前にりんごをかじってしまったせいか、まったく食べられず、恐る恐る「ごめーん・・・、りんご食べたから、入れへんようになった」と言ったら、「いいよいいよ、好きなときに好きなもん、食べ」とびっくりするくらい寛大だった。
なんだ、この豹変ぶりは・・・。
不気味だ。

元彼Sちゃんに話したら、Sちゃんは親の立場だから、「お母さんは心配なんでしょ」と言った。
「まえに拒食症をやったことがあるから、そのときのイメージが残ってるんでしょ。そのイメージしかないから、心配してるんでしょ」
「そりゃ、Sちゃんは親だから、親のかた持つけどさー」
「親と子ども、どっちが楽かって、そりゃ子どもよ。子どもでいるのが絶対楽」

まあ、そうなんだろうけどなー。
でも、うちの家は、Sちゃんちみたいにキチンと教育して子どもを育てましたっていう柄じゃないしな。
子ども時代の思い出って、母親に鬼のように怒鳴られ、嵐のような毎日を送っていたことしか覚えていない。
いまさら心配しているなんて言われても、寒いんだよね。
まー、こういうのを親不孝って言うのかな。

とりあえず、これ以上体重を減らさないように、ちょこちょこ食いをするのだ。
まえの拒食症のときは、モッツァレラチーズがやたら大活躍したなあ。
なぜか、チーズなら食べられるんだよね。
さっそくチーズを買ってきて、頑張ろう。

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