元彼との距離 - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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元彼との距離

higanbana

週末に、元彼Sちゃんと会うまでは、わたしたちは毎日スカイプで話をしていて、わたしはこのまま彼と友人関係を続けていけると信じていた。
けれど、実際会って話をしてみると、妙なのである。
妙って、わたしの方がである。・・・

わたしのジョギング用品を一緒に見てくれて、本屋に立ち寄ったあたりまではよかった。
でも、昼ごはんを食べてから、急にわたしは身体がしんどくなり、車で座っているのも辛くなったのである。
「どこかドライブしようか」とSちゃんが言ってくれているのに、わたしは目を閉じて「うーん」と唸っていた。
Sちゃんは、適当に車を走らせていたが、わたしはまったく目を閉じたままだった。

マンションに帰ってからも、わたしは気怠くて、Sちゃんがまめまめしく食糧を冷蔵庫にしまうのを横目に、ぼけーっとしていた。
ただ、Sちゃんがしゃべってくれることに、「うん」「あ、そう」と返事するだけ。
Sちゃんに、「それどういうこと?」とでも訊こうものならば、10倍くらいになって説明が返ってくるので、しんどいときは話ができないのだ。
それでもSちゃんは大人だから、機嫌よくふるまってくれていた。
でもその日は、なにを話したんだか、話さなかったんだか、まったく覚えていない。

夕食のときは至福のはずだが、わたしはビール2本とかつおのタタキ2切れで終わった。
いつもなら、もっとSちゃんの食べっぷりを見たり、いろんな話をして楽しむのだが、それができなかったのは、たぶんTVをつけていたせいだと思う。
なんでTVなんかつけていたんだろ?
人間の眼は、動くものを捉えるようにできているから、TVがついていたら、どうしてもそっちの方を見てしまう。
SちゃんはSちゃんなりに、このままでは間がもたないと考えたのだろうか。

翌朝、わたしが興奮しながら、話らしい話、ウォーキング中、妹と父に遭遇しそうになったことを話したのだが、Sちゃんは「あっそう」程度で終わらせたので、わたしはがっかりした。
そこで、「へー」と聞いてくれたら、わたしは楽になったのに・・・。
Sちゃんは、自分からふったネタ以外では、話をしようとしない。
その後は、わたしは再び貝になって、なにを言われても「うん」「へー」しか言わなくなってしまった。
言えないのだ・・・。昨日のように、というか昨日よりさらに、心身ともにしんどくなって、Sちゃんといることさえ苦痛になってきた。
そんなストレスのうえ、Sちゃんの食事時間に合わせたために、自分の昼食が入らなかったことで、わたしは爆発した。

そうしてわたしは、「帰りたい」とSちゃんに白旗を上げた。
もう、Sちゃんとここに来ることはないだろうと確信した。
Sちゃんもおそらく、ちゃんとわかっている。
なぜか自分が理由で、わたしが取り乱していることを。

毎日のスカイプも、2回断ったら、「毎回連絡しなくていいよ。ゆみがしたいと思ったときに、メールをくれればいいよ」と優しい言葉をかけてくれた。
まー半分以上は「付き合いきれん」だろうな。
優しくて、頼りがいがあって、気配りの利く兄貴、Sちゃん。
こんないい人を、わたしはなぜ受け入れることができないんだろう??
今度また、スカイプするときが来るだろうか。
わからない。

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