忘れていた当たり前のこと - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
-

忘れていた当たり前のこと

patchwork

考えてみたら、世の中の人って、日中、座るか立つかして過ごしているよな、と思いついたのである。
わたしはといえば、万年床で、ごはんを食べる以外は、ほぼ一日中、布団の上でごろんと寝ていた。
これじゃ、太るはずだよ・・・。
つか、ふつうの生活じゃないだろ。

わたしはさっそく、どうすれば部屋の中で座って過ごせるかを考えた。
6畳にタンスが3つ。チェスト2つ。
結構、モノが多いのである。
「模様替えしたら?」と元彼Sちゃんは言った。
「非力だから無理」
「タンスって、中身を抜いたら、案外軽いよ」
「タンスをこっち側に移すと、入り口が狭くなんねん。タンスの位置は決定してるねん」

わたしは、部屋を見まわした。
どの位置を拠点に生活すればいいんだろう・・・。
自分がリラックスして座っていられるような場所。
うーん。

それで、今朝起きるまえに、フト「あ、そか。万年床を上げればいいんだ」と気づいた。
そうだよな。
そうすれば部屋に空間ができて、そこにクッションでも置けば、座って本を読んだりできるじゃん。
朝起きて、布団を上げて、着替えて、朝食を摂って、ジョギングして、本を読む。
少なくとも、いままでの生活よりは、ふつうのはず。

そして・・・、あれ~~?
やってみたらわたし、布団を上げたあとで、いつの間にかパジャマまできちんとたたんでいたよ。
習慣って、すごいねー。
なんだかんだ言っても、わたしの人生の30年間は、ちゃんと布団を上げていたんだからなあ。
病気になってから、しばらくベッドでくたばっているうちに、忘れちゃってたんだな。
ふぁ~!
なんて多くの当たり前のことを、わたしは置き去りにしていたんだろう。

しかしまー、仕方なかったという気持ちもあるんだよね。
病気の初期は、ほんとうに苦しかったし、その後もいまからすれば10kgくらいのオモリを背負った重い身体で、風呂に入るのさえ重労働だったんだから。
そりゃー、あんな身体じゃ、いろんなことができないはずだよ、と思う。
なんで15年間重かった身体が、急に軽くなったのか謎だけれど、ずっと忘れていた当たり前のことを、これから徐々に取り戻していきたいなと思う。

該当の記事は見つかりませんでした。