母の老後 - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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母の老後

kaigo

何度計算しても、現在の貯金と年金とで、節約すれば、将来お金には困らないだろうと思うのだが、どうしてもピピピと計算してしまう。
病気だ・・・。
TVを見ていても上の空、お箸の置き方を間違える、大根おろしを入れる鉢がトンチンカン、Tシャツをなぜか2枚着ている、・・・。

フトわたしは気がついた。
わたしだけの問題じゃないから、あたまが混乱するのだ。
母が、老後をどうしたいかハッキリしないから、わたしまで迷ってしまうのだ。
そこで、母に問題をぶつけてしまった。
ここで怒ったら、いつものわたしなので、なるべくオズオズとである。

「ママさん、介護はすっごい地獄で、無理心中する人もいる、あんたには絶対無理って言うたよね。あの時点から、わたしは考えがグルグルしてるねん。あんたの未来は地獄やで、って言われたも同然で、ゾーッとするねん。目の前のこの人が、いつかモンスターになるのかと思うと」
「そんなふうに受け取るんやったら、なんも言えんなあ・・・。あれはな、わたしの介護はあんたには無理やから、一人で抱え込まんと、わたしは自分でなんとかするから、って言う意味。そこらへんに、待遇は悪いけど、入れてくれる施設があるねん。そういうところにわたしは行くから」
「じゃあ、わたしは自分のことをやれっていうこと?」
「そう、自分のやりたいようにしなさい」

そうだったのか。
でも、なんだかわたしは、それでいいのかっていう気がした。
母親には、さんざん迷惑をかけてきたのに。
わたしは、老後の面倒をみることもできないのか。
でも、わたしより彼女の判断が正しいに決まっている。
わたしは、脳みそが障害者だから、間違った判断をすることが多々あるのだ。
彼女の言うとおりにした方がいいんだろうな・・・。
そんなことを考えながら、夕方の空を見た。

そんでまた、計算地獄である・・・。
彼女が、自分でやりたいようにしなさいということは、彼女はもうわたしを助けてはくれないということだ。
彼女は彼女で、老後の計画がある。
わたしは、次の障害2級の審査が通ると、後々かなり楽になる。
なんとかなればいいが・・・。

しかし過去と現在を振り返ると、あれ? わたしって2級そのものの患者じゃないか。
16年間も2級でいて、しかもあのキチガイをそのまま表現しましたという診断書。
あれ、母親は「そのまんまどころか、もっともっとひどい」って言っていた。
16年間もキチガイをやっている人間が、突然、軽作業ができるレベルの3級に落ちるもんだろうか??
・・・・・・・・・。

もしかしたら、ありのままの自分をH主治医に出していたら、勝手に2級が通るのかもしれない。
わたしは、おそらく自分のキチガイぶりに、気づいていないのだ。
過去には、人に迷惑をかけた残骸、しかも本人はまったく覚えていないという無惨な有様。
ひどいことをしてきたんだろうな・・・、きっと。
やっぱりかえすがえすも、節約しながら、人に迷惑をかけないように一人で生きていかなきゃ。

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