妄想との闘い - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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妄想との闘い

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あんまり恐怖と不安でいたたまれないので、今日病院に行ってきた。
H主治医は、なんでも解決してくれる。

「スマホのサイトで料金を調べようとしたら、暗証番号を求められたんです」
「当たり前でしょ!」
「そうなんですか? でも、それで中に入られて、買い物をされたら・・・」
「ネットでカードを使ってないんでしょ? だったらそれでいいじゃないですか」
「そうなんですか? でも、電話料金に加算されたら・・・」
「あのね、僕の奥さんはネットでカード被害に遭ってるんです。でも、カード会社がおかしな使い方に気づいて、連絡してきましたよ」
「はぁ・・・。でもわたし、確かな人に聞いてみないと、わからないんです。ネットなんか、嘘ばっかり書いてるし」
「僕が、×××(不確かな人?)かもしれませんよ。それで、体調の方はどうですか」
「もう、考え事がぐるぐるして、なにもできません。母は危ないから、外に出るときは注意しろと言いますし」
「ふーむ」
「あのこれ、書いてたんです。考え事を整理しようとして」
(考え事の整理をしたノートを見せる。)←はっきり言って、子どもが書いたような字と内容。

「・・・・・・・・・(誤字を訂正している。)」
「あの、これでグーグルは回線料なしで、使えると思いますか?」
「はい」
「・・・・・・・・・(なにかを書いている。)――これ、読めますか?」
「杞憂(きゆう)」
「それです」
「はい、みんな言います。わたしはこれから、スマホ屋に行かなくていいですか?」
「そんなことしたら、一笑に付されますよ」

わたしは診察室をあとにして、やっぱりそうだよな、と思った。
だが、止められないのだ。
グーグルが回線料と関わってくるなんて、あり得ない、妄想なのだ。
でも、病気だから、止められない。

わたしは帰宅してから、スマホ屋に電話で質問した。
結果は、第三者が買い物なんて、そうそうできるシステムにはなっていない、そしてグーグルが回線料に関わることはない、というものだった。
そ・・・そうだよな。
ああ、正しい答えを出したのに、不安が止まらない。
足先からゾクゾクする。
困ったことだ・・・、明日には治っているといいけど。

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