檻のなかに入っている人 - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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檻のなかに入っている人

godzilla

依然として、気分が晴れない。
母は、「去年・今年が調子よかったから、これからよくなるわよ」と言ったが、病気なんだから、そんな約束どうしてできる・・・。

つまりわたしって、時代が時代なら、家族がキチガイとして、怖がって座敷牢に入れた人だろうな。
ごはんだけ差し出して、あとはほったらかしみたいなやつ。
もっと新しい時代なら、劣悪な精神病院に放り込んで、一生ほったらかしってやつだな。
どっちにしろ、行きつくところまで行った人たちが、辿り着く場所だよ。
もはや、人間の原型をとどめていない。

わたしはゾッとした。
そんな怪物が、この世で一人で生きていけるんだろうか。
とにかく、人に近づいてはいけない。
キチガイは昔から、みんなから恐れられ、忌み嫌われ、遠ざけられるものと決まっているのだ。
キチガイが自他ともに防衛するとしたら、自分が他人に近づかないことだ。
恐ろしい・・・。
なにかあったら、誰が助けてくれるんだろう。
自分の判断力・思考力はすでに、健常者だった頃とは到底及ばず、人の意見を訊かなければ正しい道がわからないほど後退している。
なんか、生きていけそうな気がしない・・・。

わたしは、TVで神社に参拝する人々の群れを見た。
あのなかに、わたしはもう入っていけないのかな。
物理的に可能だとしても、もうふつうの人とは一線を画してしまっている。
将来に夢や希望を託すなんて、たぶん一生ないな。

元彼Sちゃんに「老後はなにが楽しみで生きていくの?」と尋ねたら、「孫の成長」と答えた。
Sちゃんは先祖代々由緒ある人なのに、70過ぎても働くと意気込んでいる。
うわあ、ふつうで立派な人だなあ・・・。
まともに家庭を築いて、家を建てて、娘夫婦と孫と一緒に暮らして。
羨ましいとは思わないけれど、日本国民としてやるべきことを果たし、誰からも文句の言われようのない実績のある人だ。

わたしもせめて、誰からも文句の言われようのない一市民になりたかったなあ。
働いていた当時は、老後は女ともだちと遊んで暮らす予定だったが、彼女らはキチガイになったわたしを遠ざけて、やっぱり去っていった。
人間社会の仕組みからいっても、障害者は障害者になった時点で、人生アウトなのよ。
でもまさか、自分がキチガイになるなんて、誰だって想定していないよね。
わたしはたまたま、落とし穴に落ちただけの人なのよ。

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