旅に出る準備 - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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旅に出る準備

ryokou

今日は診察日で、H主治医に会ってきた。
彼は、わたしの交際相談も引き受けてくれる。
精神障害者は、人づきあいが希薄になることも、問題視されるからだと思う。

「元彼がどうも、離れていくみたいなんですよ。いまいちばん困っているのはそれですね」
「離れていくって、友だちになればいいんでしょ?」
「いますでに、友だちなんですよ。あとがないんです」
「ん・・・? どういう・・・」
「わたしは友だちのつもりだったですけど、あっちは酒を飲んで楽しく話して、キャバ嬢といるような感じだったんじゃないかと思うんですよ。だから、キャバ嬢が現実に目覚めて、老後だの介護だの言い始めたから、要らなくなったのでは、と・・・」
「(付き合うのを)やめたらええやん。そら、友人やったら去っていくのも勝手でしょ」
「そうですね・・・」
「あなたがそれだけ、自分で分析してわかってるんやったら、その通りすればいいやん」
「最後の友だちだったですけどね・・・。そうですね・・・、でもいまは寒いし、もうちょっとしてから・・・、春くらいですね・・・」
「うん、春ごろやな」
「旅に出ます」
「あはは、旅な。頑張りや」

H先生は、いつもいちばんの早道を教えてくれる。
わたしの仮説は、たぶん合理的だったのだ。
先生からすれば、「なんでそんな、わかりきってること、聞いてくんの?」って感じだったと思う。
でも、H先生に背中を押されたら、わたしはこれから、またあちこち旅をして、新しい人々と出会っていこうと決心できる。

だがほんとうに、いまは動けない。
なにしろ寒いし、どこに行ったらいいのかもわからない。
たぶんこれから、何度もくじけるけれど、とにかく春にはなんとかする、と期限を決めたら、やりやすいかもしれない。

自立しようと、生活を改めて、毎日家事を頑張っているんだから、これが悪い方向へ向かうはずがない。
絶対、誰かが見ていて、評価してくれると思う。
Sちゃんがそれを、反対方向に評価しているのは、おかしい。
Sちゃんはもしかしたら、ちょっとあたまがおかしい障害者が、変な言動したり子どもっぽいふるまいをしたりするのを、面白おかしく眺めていただけなのかもしれないな・・・。
5歳児の交代人格「ちっちゃいゆみちゃん」が出るのを喜んでいたのだって、そういう理由かも・・・、傷つく。

皮肉なことに、Sちゃんを否定したら、自分にちょっと自信が出てきた。
そうだよ、これまでの3年間を考えても、いっぱいの人と知り合っているじゃない。
これからの3年間だって、きっとたくさんの人と出会うよ。
とにかく、暖かくなったら表に出よう。

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