久しぶりの焼肉を食べて - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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久しぶりの焼肉を食べて

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元彼Sちゃんと久しぶりに会った。
彼は、ひどい腰痛からようやく立ち直って、なんとか歩けるようになっていた。

わたしがずっと食べられずに、待ち望んでいた焼肉屋に行く。
Sちゃんは、わたしが「Sちゃんがわたしから離れていく」と落ち込んでいたことなんか、全然考えてもいなかったようだった。

「アレとコレとソレと。あと何食べる? 何でも食べて」
わたしはメニューを見て、うわっ、高いーっと思った。
焼肉ってそうだよな・・・、だいたい高いんだよ・・・。
Sちゃんは全額払ってくれるけど、他の人と割り勘だったら、わたしは辞退しそうだな・・・。
と思いながら、わたしは黒ウーロン茶が飲みたかったのだが、高かったので、ウーロン茶にした。
これは遠慮というよりは、ただの貧乏性である。

じゅうじゅう焼肉が焼けていく。
久しぶりの美味しい焼肉、煙。
ああ、幸せな時間だなあ・・・。

ふと、Sちゃんを目の前にして、「この人は億単位の資産を持っているんだ」とあたまに浮かんだ。
一瞬、数日前にSちゃんのことを、「あの人は別世界の人だ」と気づいたことを思い出す。
わたしは死ぬまで貧困層だけど、この人は生まれてから死ぬまで、ずっとお金に困ることはない。
すると、指先がブルブルと震えてきた。
最近、わたしは将来のことを考えると、震えるのだ。
「貧困妄想」「どうしよう病」が、まだ治っていないのだ。

「ほら、手が震えてるやろ?」と、わたしはSちゃんに手を見せた。
「ほう」
「最近、なんか震えるねん。包丁とか持つの、怖いねん」

わたしは指摘される前に、手を見せておいた。
ほんとに考えつくと、コップを持っていてもブルブル震えるんだよね・・・。
あんまり、人前で飲んたり食べたりする機会はないけれど。

それから、Sちゃんの孫の楽しそうな話を聞いたりした。
Sちゃんには言っていないけれど、わたしは子ども時代、おもちゃもほとんど買ってもらっていない。
Sちゃんちのクリスマスの孫へのプレゼントは、トランポリンだった。
トランポリン?? そんなの置くスペースがあるのか、まったくの田舎でもないのに。
タブレットを2歳児が使っている・・・。
貧困層だったら、幼児からタブレットは使えないだろう。
ここからすでに、差が生まれるよな・・・と考える。

そして帰り際、これからわたしは一生涯、ふつうの感覚で焼肉を食べることはないだろう、と思った。
これはたぶん、貧困妄想なんだろう、・・・とも思う。
母は、「いまお金に困っているわけじゃないのに、すごく先のことを考えてて、変」と言う。
でも、震えが来るのはどうしようもない。
また、H主治医に相談しよう。

Sちゃんに、焼肉が久しぶりに食べられて嬉しかった、と言うと、「よかった、よかった」と満足そうな様子だった。
わたしは、奢ってもらったラッキーではなく、裕福な人のこころのゆとりにホッとした。
周りが全員、貧困な精神障害者だと、キツイんだよね。
健常者で、お金があって夢があるSちゃんの話を聞いていると、なんとなく、自分もその世界の一員になれたかのような錯覚を起こす。

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