バーベキューに思う。 - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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バーベキューに思う。

babekyu

ゴールデンウィークも、こうも晴れて気温がいいと、どこかへパーッと出かけたくなる。
わたしには、もう連休なんか関係ないのに・・・。
でも、休日を楽しく過ごしている人たちを見ると、光がもらえる感じがするんだよね。

家の裏の堤防に行けば、たぶんバーベキューをしている人たちがいると思う。
わたしはいま、左足をケガで包帯ぐるぐる巻きにしているので、見に行けない。
のどかな風景のなか、煙もくもくか・・・、いいな。
でも、ビールをやめたいま、ビール抜きのバーベキューの魅力って、なんだろうな。

第一に、青空の下で、気持ちよく食事ができるってことか。
開放的な雰囲気のなかで、空気を味わいながら食べるっていいよね。
第二に、大勢の人と、食を通じて交流できるところかな。
みんなでワイワイ、子どもも犬もハッピー。

もちろん、ビールを飲む人にとっては、それだけじゃ全然物足りないだろうけどね。
デイケアでも、バーベキューをしたことがあるけれど、ビールがないうえに、みんな黙々と食べていて、あれはバーベキューと呼べなかった。
やっぱり、会話・交流がないと駄目なんだな。
だから、親しい人同士でやると、楽しいのか・・・。

健康で、仲間がたくさんいた頃、わたしもよくバーベキューをした。
当たり前だけど、楽しかったな・・・。
森のなか、山のなか、焼ける肉の匂い、軽くて頼りない紙皿、ビール、笑い声。
いまは懐かしいけれど、真夏の海で、暑くてさんざんな思いをしたこともあった。
灼熱のなか、ぬるいビールを手に、火に近づけない状態で、バーベキューというのは、暑いところでやるものではない、と気づかされたパーティだった。
よかったのは、どこかの高原。
夏だというのにとても涼しくて、わたしは混雑したテーブルから、白ワインを草原の上に転がした。
当時はまだ、みんなはワインを横向きにする発想はなかったらしく、みんながアレ? という目で、わたしを見た。
わたしも、あたまが正常だったときは、「変なことばかりして、なにこの人」じゃなかったんだよ。
いまアレなことをやったら、たぶんみんな、見ないふりをするだろうな。

元彼Sちゃんはなにも言わないけれど、たぶんゴールデンウィークには、自宅でバーベキューをやっているに違いない。
Sちゃんの家にはどうやら、バーベキューの窯みたいなもんがあって、親戚一同集まってワイワイやるらしい。
恐ろしい犬上家の一族は、「うちの子はこうで」「あそこの家のアレはこうで」とかやってんだろうか。
こわー。
でも、長であるSちゃんは、一族の結束を固めたいので、呑気に「肉をね、○○kg買ってくるんだ。子どもたちにまず、ソーセージを食わせて、それから大人が肉を食べるんだよ、わはは」と何回も同じことを言っている。
この人が何回も言うことは、何度でも聞いてほしいことなのだ。
最初は「ふーん。ファミリーをアピールしたいのか」と思っていたが、どうやらわたしが知る「楽しい一家のバーベキュー」っていうんでもなさそうだな。
だいたいよく考えたら、何人いるかわからん親戚が一同に会して、本家の長自らが肉を焼くバーベキューって楽しいのか。
不幸な匂いのする集まりだ・・・。

でもどんな状況にせよ、誰か集まれる人がいるのって、幸福なことだと思う。
人間って、社会をつくって生きていく動物だもんね。
そのなかに参加しているというだけで、人間として充実した生活を送っているといえるんじゃないかな。
わたしはもう、仲間といえる人々を失ってしまったけれど、いまそういう友だちや家族を持っている人は、是非バーベキューを楽しんだらいいと思うな。
自然があって、周りに話せる人がいて、食べ物があって。
これぞ幸せじゃないかーと思う。

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