プリンスの恋愛活動 - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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プリンスの恋愛活動

romance

昨夜久しぶりに、以前デイケアで知り合った、プリンス(28歳男)から、電話がかかってきた。
しばらくは世間話をしていたが、この人が連絡してくるときは、必ず自分が恋愛で悩んだ場合なのである。

「○○さん(わたし)は、カレシ、いまどうなってますか」
「わたしは、元彼と一緒にいるよ。この人は歩くグーグルでね、役に立つから、よっぽどの相手が出てこない限り、乗り換えできへんねん」
「へえ・・・、そうですか」
「□□さん(プリンス)はどうなん?」
「いや、じつはね、そのことで相談しようと思ったんですよ。僕ね、いまデイケアのスタッフの女性がいいなと思ってるんですけど、お茶に誘ったら、断られてしまったんですよ」
「そうやな~~~。規則があるのかもしれんなあ」
「そうなんですよ。○○さん、なんかいい方法、ありませんか」
「それは、外の世界に目を向けるしかないやろ」
「そうなんです! 僕もそう思ってたんです。でも僕、無職じゃないですか。無職の理由を訊かれたら、障害者って言わんとあかんから、そういうの女の人って・・・」
「あーそうやな、その通りやな」
「僕、障害者同士の方がやりやすい気が」
「それは言えるね。お互い、わかりあえるし。でも、一人が具合悪くなると、もう一人も悪くなるってこと、あるよ」
「そうですか・・・」

わたしは母親? として、いろいろ案を出してみた。
「お見合いパーティで、障害者編っていうのがあるよ」
「あー。○○さんも、それで知り合った人、いましたね」
「あれは、男のほとんどが、脳性麻痺で付き添いが要る人やから、ハッキリ言って、□□さんは勝率が高い」
「へえ・・・」
「なぜか、女子は脳性麻痺じゃないねん。見た目、どこが悪いのかわからん人。若いよ」
「へえ・・・」

そのあと、大勢が集まるボランティアはどうかとか、チャットはどうかとか、プリンスの通っている病院の中庭には、入院患者が休んでいるので、彼女らに話しかけてみてはどうか、と提案した。
ほんとうに、一回入院すれば、女ばっかりだから、自然に声をかけられるんだけどな。
でも、プリンスは自閉症みたいな人なので、入院には至るまい。

結局、プリンスは「お見合いパーティに行ってみます」と決意を表明した。
「うん、そうやねー。カワイイ子、いるよ」
グフフ・・・、と電話の向こうで、にや~っとしているプリンスが、想像できた。
彼は、自閉症ゆえなのか、しゃべるタイミングや反応の仕方が変わっている。
話しかけているのに無視したり、かと思えばちゃんと考えていて、あとで真面目に返事してきたり。
でも、誠実で知性はあるので、母? としては、まー選ばなければ、大丈夫なんじゃないの? と思う。

電話後、お見合いパーティ・障害者編のサイトを見たら、なんと日曜日、明日だった。
ちゃんと予約しただろうか。
こんなことまで考えてあげる自分って、ほんとうに母だなー。
最近、「若い人」っていう言葉が出ちゃって仕方ないんだけれど、歳をとったと感じるのは、このときがいちばんだな。
だからこそ、若くしてハンディキャップを負って、頑張っている人を見ると、何らかの形で、サポートしてあげたいなと思うんだけどね。

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