資産家と貧乏人のはなし - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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資産家と貧乏人のはなし

yashiki

昨日、元彼Sちゃんに防犯の話をしたら、彼ははなから、「盗るものがないような家には、入らないよ」と決めつけた。
む・・・。
そりゃ、うちの実家もマンションも、どうみても庶民の住宅だが、そうはいっても、実家の並びで、まえに夜中に空き巣があったのよ。
おじさんが寝ていたので、逃げたらしいけど。
Sちゃんは、自分ちのような屋敷だけ、泥棒に狙われると思ってんのかなあ?

わたしはSちゃんの認識を改めようとしたが、人の言うことを聞かないSちゃんはやっぱり駄目で、結局わたしは、「あなたには、お金もなにもないじゃないか」と言われただけになった。
Sちゃんは自分の言ったことに気づかなかったみたいだけど、こういうの、貧乏人からすると、すごく惨めになるんだよね。
でも、この話をこれ以上続けると、どんどん資産家による私見が繰り広げられるのがわかったので、あえてなにも言わなかった。

そしてその後、財産の話になったのだが、0.1%の利息で食っていくには・・・、と資産家ならではの話題になった。
するとSちゃんは、耳を疑うようなことを言った。
「××銀行にある預貯金を0.1%で回せば、○○○○万円になる」
「えっ、それって? Sちゃん、いくら持ってるの」
「・・・・・・」
「あっ、内緒?」
「でも、自由に使える金は、△△△万円くらいだよ」

えー・・・、その△△△万円があれば、わたしは年金と合わせて、一生食っていけるんですけど・・・。
金利が0.1%になったら、利息でマンションが買えるって・・・。
なんか、Sちゃんとの間に、スーッとスクリーンが下りてきた。
この人は、一生食べるのに困らないし、末代に渡って心配がいらないんだな。
いくら、お金持ちだって悩みがあるとはいえ、お金がない人のどうにもならなさっていうのは、どうにもならないよ。
ほんとうに、この世はお金なんだから。

わたしは、自分の境遇を悲しく思った。
わたしは、この先ずっと、障害年金が下りるかどうかで、お金の心配をし続けなければならない。
なにもかも、病気で働けなくなったせいだけど、もしそれなりに豊かな家だったら・・・と、「もし」の話を考えてしまう。
わたしの妹は、大学時代つきあっていたカレシがお医者さん一家だったのだが、なにを言われたのか、「なんでうちは、貧乏なの」と泣いていたことがあった。
あれは、親が困惑しただろうが、思春期の女の子には、自分とは関係ない家柄による差別は、辛かったことだろう。
やっぱね、格上から格下に向かって、「お金ないくせに」みたいなことは言っちゃ駄目だよね。

Sちゃんは、だいたい正しいことを言うけれど、こと庶民の生活については、なんにも知らないと言っていい。
うちの実家の預貯金の額なんか、たぶん信じないと思うよ。
だってそれ、△△△万円以下なんだから・・・。
もしかしたらこれは、Sちゃんに教えてやった方がいいかもしれないな。
そしたらいくらなんでも、「おまえはお金を持っていないじゃないか」って、事実そのままを放言できないんじゃないかな。

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