貧乏にうんざり - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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貧乏にうんざり

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将来を案じ、金の亡者となったわたしは、「母は、ほんとうに介護費として、□□□万円持っているんだろうか」と強く気になり始めた。
あの人、話がこっちに行ったりあっちに行ったりするからな・・・。
ここは、自分の精神衛生上、ちゃんと確認しておいた方がいいのかもしれない。

そんなことを考えていると、母が「車で買い物に出かけてくる」と言った。
わたしは、「あら? 意外と早くチャンスが・・・」と思った。
そして、母が出ていったあとで、引き出しをゴソゴソと怪しく探ったのである。

通帳をチェックしてみると、ふ~ん・・・、なるほど□□□万円はある。
しかもあの人、つましく暮らしていけば、年金が毎月わずかに残るから、それを貯金していけば、5年後にはもっと増えているはず。
母に関しては、なんとかなりそう・・・。
やっぱり、問題はわたしなんだな。

わたしはそれから、元彼Sちゃんの資産家ぶりに、ちょっとうんざりした。
これは嫉妬なんだろうな。
所持しているお金のケタが違いすぎて、ほんとうに惨めになる。
そりゃ、室町時代からの旧家と、田舎から出てきた団地族じゃ、まったく住んでいる世界が違うわけだけどさ。

人はみんな平等だ、って言っている人、わたしはちょっと間違っていると思うよ。
だって、人の幸せって、究極は「衣食住」が足りていることでしょ。
だから、これらが満足していない人は、概ね不幸。
あとは、お金を持っていようがいまいが、不幸になる確率は、ケネディ一族でなければ、関係ないはず。
「大金持ちでも、病気になったら終わり」っていう人、計算がおかしくない?
「極貧だって、病気になったら終わり」でしょ?
大金持ちも極貧も、平等だって、わたしには思えないけどね。

そんなわけで、夕方、母と散歩しながら、わたしは重い気持ちで彼女に言った。
「Sちゃん、利息でマンションが買えるって、すごいなー。利率が4%のときなんか、どうやってんやろ・・・」
「あるところにはあるってことやな。まあ、収入がなくなっても、1年食べていくだけの貯金があればいいっていうから」
「それ、働ける身体がある人の話やろ」
「・・・・・・」
「いまじゃなくて、わたしは将来の心配をしてるねん」
「・・・・・・」
「こんな、細かいお金の計算、ほんまに嫌になるわ」
「そうやなー。ほんまに嫌になるわ」

母も、少ないお金のことで、ずっとあたまを痛めてきたのだろう。
それを思うと、わたしはますますめげてきた。
そもそも、母に老後資金がないのは、わたしが病気になって、親の財産を食いつぶしたからなのだ。
そのことで、わたしは自分にふがいなさを感じるし、自分の人生に嫌気がさしている。

かえすがえすも、ないお金の計算をしながら、チビチビ貧乏をしていく生活って、辛いなあと思う。
なんか、暗いトンネルで、穴を掘っているみたいなイメージ。
一生、こんなことが続くのかなあ・・・。
学生が、一時的に貧乏をしているのとは、訳が違うからなあ。

将来、一人になったら、一個100円のチキンハンバーグとか、56円のセミ餃子を、水で食べているのかなあ。
それだって、消費税が上がっているだろうし。
そんなとき、Sちゃんは、「俺だって庶民してるよ」アピールで、「スーパーで、親父の好きなナントカを買ってきた」とか言って、わたしに「それ値段見てないだろ・・・」とか思われるんだろうな。

何度もブツブツぼやいているけど、昔、働いていたころは、こんな貧困になるなんて、思いもよらなかった。
上ばっかり見ても仕方がないって言われそうだけど、下ばっかり見るのも嫌だし、同級生はやっぱり上だし、経済状態に関しては、同調できる人がいない。
歳をとると、ますます上との格差が広がるんだろうし、それもまたしんどいな。

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