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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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大正時代に思う。

yunomi

最近、夜になると不安感が出てたまらない。そういうわけで、昨日も家族が寝静まったあと、うが~とのた打ち回っていた。

目の前の紙袋に入っていた本を一冊取り出して読む。
井上靖の『しろばんば』…。わたしは、この小説がわりと好きである。地味~な話だが、成長していく少年の心がよく描かれていると思う。

また、大正時代の人々の人情の厚さや泥臭い人間関係が、現代人のわたしの目にすごく新鮮に映る。
田舎の人々は、米と味噌汁と菜っぱとわずかな駄菓子を食べ、みな痩せていて精力的に動き回る。
日常では噂話だの中傷だのが絶えないが、なにかあったときはみなで力を合わせて助け合う。
子どもたちは、校長先生をはじめ学校の先生にびくびくしながらも、大人たちの生活の狭間で、毎日必死で走り回って遊ぶ。

こ~んな時代が、日本があったのね~~と、ほとんど感心するばかりである。
断っておくが、わたしは、こういう社会が理想だなんて思っているわけではない。
ただ、あまりにいまの時代と状況が違うので、異文化に触れて心が洗われたのだった。

わたしは、本を閉じると、時計が午前1時半をまわっていることを知ってびっくりした。
時間が経つのが早すぎる!――そして、ますます不安になる。
急いで睡眠薬と精神安定剤を飲んで、布団のなかに入った。

わたしの不安の原因がなんであるか特定出来ないが、たぶん人々が生きるのに精一杯だった大正時代には、こういうのはあまりなかったんじゃないかなとふと思った。

  
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4 Comments

ひながたや says...""
自分なんか本を読んでいて時間があっという間に過ぎると、「あー、面白かった。根を詰めちゃったなぁ」と逆に幸せな気分になるんだけどな。
ぼーっとしている間に時間がたったというなら自分も不安、というか「何やってんだかなぁ…」と情けなくなることもあるけど(怠惰な性格を痛いほど認識している)、何かに熱中してて時を忘れることは良いことだと思うんだけどね。
2006.12.06 22:24 | URL | #- [edit]
由巳ゆみ@管理人 says...""
>ひながたやさん
う~んと、難しいのですが、本を読みながらも絶えず安心はしていないんですよ。不安から逃れるために没頭している(ふりをしている)感じ。おかげで肩がこります。
ぼーっとしていて、何やってんだ自分…という問いかけは、日に何度もやっています。最近の傾向です。なぜポジティブに物事を考えられないんでしょうね?おかげでブログもあんまり上手く書けません(涙)。
2006.12.07 00:12 | URL | #HpxSj1NI [edit]
ひながたや says...""
思い返してみれば。
現実逃避で本に逃げ込むことはあるね。
字面だけ追って内容は上滑り。
頭の中は絶えず当面の問題が渦巻いている。あるね。
そんなときはどうしていたか。

重い腰を上げて問題を一つずつかたづけていくしかないでしょう、やっぱり。
いやでも前へ進む方が後々楽。
まぁ、それが億劫でいつも泣きを見るんだが…
2006.12.07 01:22 | URL | #- [edit]
由巳ゆみ@管理人 says...""
>ひながたやさん
そうなんですよねぇ。結局、どこかで大元の問題を解決しないと…。現実逃避にも多少の意味はあると思いますが。
冬は物理的にも腰が重くなって困ります(笑)。一人でぼーっとしているのが一番よくない気がしているのですが。
2006.12.07 11:27 | URL | #HpxSj1NI [edit]

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