久々の焼肉旨し
先日、急に焼肉が食べたくなったのと、ごはんをつくるのが面倒だったので、キャプテンに焼き肉屋へ連れていってもらった。
その店で、キャプテンと彼の従兄弟の2人は、しゃぶしゃぶの食べ放題をなんと17人前平らげたという。
「頼むときも、《あと6人前》とかやねん」とキャプテンは笑う。
「でも、ゆみちゃんやったら絶対モト取られへんな…。食べ放題じゃない方がいいよね」
「そうやね」とわたしは同意した。
「それに、あの焼肉屋、5000円以上食べたら2000円引きになるねん。行ってみる?」
変わった店だなあ…と思いながら、わたしは彼と一緒に行った。
もう頭が、焼肉でいっぱいになっていたのである。
その店は、韓国焼肉というより、日本風焼肉&しゃぶしゃぶの店だった。
なにしろ、店員が全員和服を着ている…。わたしは、初めての焼肉屋での和服に目を見張った。
大皿に盛られてきた肉たちは、まるで刺身のように美しくレイアウトされていた。
ぬぅ。なにかが違う…、肉も全部霜降り和牛。それはいいけど、わたしはもともと焼肉は骨格筋ではなく内臓…つまりホルモンを好んで食べるのだ。
それにここのお肉、たぶん値段がタダモノではないぞ。
でも、食べるときは思い切りガツガツとやって、焼肉食べたい病をみごと晴らしたのであった。
あー満足。とろけるような舌触りがたまらなかった。
和服もちょっとへんだけど、まあいいじゃないですかと、その頃にはそんな気分になっていた。
それで会計に向かったのだが、さて注目のお値段は10782円だった。
レジを見てさすがにぎょっとする。わたしは、自他ともに認める?B級グルメなので、こういうお値段とあまり遭遇したことはない。
キャプテンがなにかを見せて2000円引きになったので、実際払ったのは8782円だった。
「ちょっと高かったなー」とキャプテンもびっくりする。
そこで翌日は、一匹100円のさんまを焼いて出してさしあげた。
キャプテンはこれもまた、「美味しい美味しい」と言って感動して食べていた。
この人は、値段に関係なく美味しくモノが食べられる人なのだ…、しばらくは、週に2回くらいさんまを食べさせてあげようとわたしは決意する。
人気Blog Ranking (日記雑談・その他)へ
(クリックして下さると励みになります。↑)