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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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ハリボテだった北京市街

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朝、ワイドショーを見ていたら、「五輪後の北京」みたいなのをやっていた。
それであきれたのが、中国のまたしてもの《虚像》である。

取材によると、なんとあのマラソンのコースとなった、北京市街に立ち並ぶ美しい店舗のほとんどが、ハリボテだったというのだ。
あれらの店舗の裏側を覗くと、昔ながらの崩れかけた民家が立ち並んでいて、ちゃんと人も住んでいる。
ところが五輪が終わったいま、美しい店舗の方はもう、カギがかけられてあって営業はしていないし、冷蔵庫の電源まで抜いてあるところをみると、今後もとうぶん営業しないだろうということである。
さらに笑えるのが、路地への道は大きな扉がつけられていて、そこにはあたかも店舗があるかのように、壁アートが施されていた。

ま・さ・に! あの北京の中心街は、映画のセットだったのである。
いつも不思議なのは、中国は虚勢を張るのはいいが、なんでこんな子供だましなカッコ悪いやり方をするのだろう。
口パクも、CGも、ハリボテも、よく見ればすぐにばれることで、彼らはそういうことに、ほんとうに悪気がないように見える。
ちなみに、あの口パクの本物の歌い手の少女(7歳)は、開会式のとき、自分の名まえが一切出てこなかったことにショックを受け、自分の腕に歯型がつくほど噛みついて、傷心のままどこか遠くへ行っているそうである。
そういうのは、あの国はたぶん…ケアしないんだろうな…。
なにしろ、口パクにしたのは、「歌い手の外見が、国益にならないから」なんて、常識外れなことを平気で言う国だから。
やはり、中国という国は、先進国にするにはどうも異型な感じがしてならない。

閉会式で、ロンドンオリンピックの宣伝カー(と言ってもいいだろう)が来たとき、わたしは心からホッとした。
やっと、ふつーの世界に戻れた気がした。
中国を見ていると、今度はなにをやらかすのか…と、たぶん自然に肩が凝っていたのである。

こんなに的外れな感覚のうえに、嫌味なまでに虚栄心が強く、ガタイばかりがデカイ中国。
だが、そのデカさあまりに世界に与える影響も大きい。
首都をあんなにハリボテデコレーションしなきゃいけない国が、アメリカに追随して世界経済を動かすなんて、わたしはあまりのギャップに不安を覚える。
もし、中国が五輪中に山積してきた問題の数々を解決できず、国内の混乱が続けば、世界各国はどのように動くだろう。
そのことを考えると、わたしは、ワイドショーで北京のハリボテを見て、「わはは、なにこれ」と笑ってばかりもいられないような気がする。

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